ビジネスを行なう上では、ヒト、カネ、モノ、情報と、最初にヒトが上がるくらい人手や人材は重要です。多くの人手を必要とする起業においては、最重要課題として人を集めないと開業できないことも起こっています。
わたしのところでは、毎週日曜日配達される新聞チラシでも、求人チラシは年々増えて、人手集めの苦労が手に取るように分かります。業績のよい会社は、人集めに相当の資金を遣っています。
起業の場合は、まだ業績が良いわけではないのに、開業に向け人集めが必要ですから難しいところです。今は、5、6年前の求職者が溢れていた時代とは様変わりの状態です。
居酒屋や料理店に行くと、注文をとる店員の大半は外国人です。店によっては全員が外国人で、込み入った注文のとき「店長がいないので勘弁して欲しい」なんてこともあるほどです。
ただ、起業の場合は、まだビジネスが安定していないので、お店の運営を外国人に頼ることはできません。ここが、既存店と起業する場合との大きな違いです。
最近、問題になっているブラックバイトは、コンビ二店、飲食店、学習塾などの業種で、長時間労働、不払いのサービス残業、店の商品をバイトに買わせるなどを行なっている会社です。
現在はこんな背景がありますから、起業する前から 1.人集めのための方法を事前に考えておく 2.採用したバイトを教育する 3.仕事を面白くする仕組みを考えるなど、対策が必要です。
起業する人もバイト集めは苦しいですが、同じように既存のお店や会社も人集めでは苦労しています。働く人の人口は今後も減少が続きますから、腰を据えた人手対策が求められています。
【一言】
バイトやパートの人を、単に起業のための駒と考えるか、人材として彼らの能力を生かすことを考えるか、大きく分かれるところです。わたしは、バイトやパートとはいえ、彼らの能力を伸ばすことは、経営者のあなた自身の能力を伸ばすことにもなります。最近の企業経営者の中には、バイトからはじめて経営者になっている人が増えています。少し、考え方を変える時期かも知れません。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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