ちょっとあなたの、平日の朝を思いだしてください。もし会社に出勤する人の場合、起きてから出社の用意をして、朝食を食べて駅に向かい、会社のドアを開けるまでに、何か特別なことを考えていますか。
新しい仕事が待ち構えている場合を除くと、ほとんどの人はまったく何も考えずに会社に向かうはず。その後も、できるだけ何も考えず、無意識にいつもの仕事をすることが当り前になっていると思います。
新たな仕事を考える場合も、自分にうまくできるかどうか、自分にメリットがあるかどうかを、直感で思考を巡らせると思います。この、当然のように頭にこびり付いている思考をマインドセットと呼びます。
もし、この思考方法の回路をそのままに、起業するため立ち向かおうとするなら、きっと起業はうまくいかないと思います。多分、起業に関して考えるときの視点が、いつも同じではいつものように失敗するはず。
何故起業がうまくいかないか考えますと、日本中の人はそれぞれ違った視点で生きているからです。起業する人が望むようには、誰も考えてはいないと思われます。
これは間違いなく売れるだろうと仕入れた商品が売れないケース。このサービスはお客さんに受け入れられるはずと勢い込んで開業した店に、まったくお客さんが来店しないことなどいくらでもあります。
人はみな、一人一人視点が別々ですから、いくら売れると思っても同じように思って買ってくれる人は少ないです。そのため、いかにお客さんの思いに立った視線で起業するかがポイントになります。
これは、多くの起業する人を見てきて、自分の起業に対する自戒も込めての結論です。一人で盛り上がっている起業の多くは、そのほとんどが厳しい結果を経験しています。
連休中の起業経営相談もお忘れなく
【一言】
この起業する人のジレンマともいえる、売り手と買い手の間の溝を埋めるには、どのような方法があると考えますか。よく言われるのは、買い手のお客さんの気持ちに立った販売を心がけるとは、多くのビジネス本やセミナーなどでいわれること。ただ、お客さんと言っても、10代から80代まで年齢も、性別も、一人一人の嗜好もバラバラです。そのうちのどこに焦点を合わせるのか、実際は単純な問題ではありません。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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