来年度予算の政府案が決定した。
起業に関連しての予算では、国民生活金融公庫の予算が大幅に削減され、起業に際して国金への依存は低くせざるを得ない予算になっている。この際、日頃から銀行や信金との取引を太くする必要がありそうだ。
また、起業や中小企業関連の予算は年々縮小していて、将来的にも国からの資金を引き出す余地はまったくなさそうだ。財政赤字の総額が、1000兆円を上回る国の財政を考えると、国の起業支援を期待する感覚は、致命的な政治オンチと云わざるを得ない。
財政の緊急事態は、わが国ではこれから相当長期に渡って続きそうで、起業にとって税の負担増はあっても公的な支援はまったく期待できないものと思った方がよい。
過保護な子どもより、放任の子どもの方が逞しく育つのは世の常だが、起業においても逞しく知恵を絞ってやっていくより方法はなさそうだ。
《お助けのワンクリックお願いします》
人気blogランキングへ