起業実現に向けての第一歩は、お客さんをいかに作るか。ビジネスは、ここから始まり、いつもついて回ります。起業を考える人が犯しやすい失敗は、自分が売り手でありながら、買い手にもなった気分で起業を考えること。
どんなに素晴らしい商品を開発しようと、どれだけ開業資金を多く集めようと、自分以外にお客さんがいないことには、ビジネスは始まりません。いつまでも準備だけを続けるか、開業しても直ぐに店を閉じることになります。
お客さんを、いかに早く、多く、関心の高い人たちを集めることができるかが、起業にとっては具体的で重大な課題です。
初めて起業する人は、自分の商品やサービスを買いくる、お客さんのイメージがなかなかできません。店のイメージや販売方法によって、お客さんは似た傾向の人が集まるようになります。
一般的には、4つに分類されます。お客さんと世代が似通っている場合、所得水準が同じレベルである場合、職業や趣味が似ているような場合です。
それに、住んでいる地域が近いケースもあります。この4つの分類が、縦の糸と横の糸とに重なり合って、お店のお客さんになってくれます。
この傾向に早く気付くことが、起業を早く軌道に乗せるキーポイント。開業したら、笑顔と一緒に、キメ細かいアンテナを張り巡らせることです。
感度の鋭い起業家の場合、準備段階でお客さんの傾向に仮説を立て、PR方法を考えます。宣伝文句一つをとっても、誰にでも受け入れられるキャッチコピーよりは、対象を絞ったキャッチコピーの方が効果的です。
実際、この方がよく売れますし、お客さんも支持してくれます。商品やサービスを売るということは、お客さんとのコミュニケーションが上手なこと。
もし売れゆきが悪い場合は、早く方向転換を図って、違うお客さんにアプローチすることです。そうすることで、起業で成功する確率を高めていきましょう。
【一言】
起業で成功するために、相談してくれるクライアントの方と何度も何度もやり取りします。起業ばかりでなく、モノゴトの判断をするときは、ブレーンと呼ばれる人と意見を交わしながらまとめていくと、中身の濃い判断ができます。最終判断は起業家自身が行いますが、判断材料を多く集めることが、失敗しないためには重要です。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 14位から 20位に下降しています。
ここでクリックお願いします。 人気ブログランキングへ