日本で10年後、20年後には、確実に成長が期待できるビジネスを考える人は多いです。わが国での外国人向け観光ビジネスは今が成長期。
わが国で観光客と言うと、もっぱら国内観光客向けが主流でしたが、金融緩和で円安が進み、外国人観光客が増え続けています。このため、外国人向け対応は一般的に、まだビジネスの日の浅いのが現実です。
経験の不足の観光ビジネス業者は、海外旅行経験の多い人が外国のシステムや手法を真似て運営をしている状態。その他、国内向け観光ビジネスの延長線上で外国人客対応をしています。
本物の外国人向けビジネスが定着するのはこれから。観光大国と言われる国の必須条件として、安定した気候、自然環境、独特の文化と食生活、交通の便の良さ、共通の言語などが挙げられます。
日本の場合、言語を除くとほぼ観光大国に当て嵌まっています。もう一つ、外国人向け観光にとって大事なことは、国や地域を上げての受け入れ態勢が整っているかどうか。
過去にも、外国人受け入れを考えたことはありましたが、地域がバラバラだったり、政府も今一つ本気ではなかったです。現在は、人口減少を穴埋めするのは外国人観光客と強い思いがあります。
観光大国の場合、観光ビジネスの経済的付加価値はGDPの約9%にも達しています。フランスや米国、英国、ドイツなどの国々です。現在の日本は、約2%に過ぎません。
2倍や3倍の規模になる延びしろは十分あります。もし、これから観光ビジネスに関わろうとする場合、住まいの地域から入るか、業種から入るか、言語から入るか、発想によっては色々ありどう絞るかが悩みです。
【ひと言】
これから外国語を身に付けるのは大変と考える人は多いです。この場合の外国語は、決して学校のテストで100点を取るための言語ではありません。まずは、店頭に来たお客さんの対応に必要な最低限の言葉ですし、そこからどう広げるかを考えるだけで十分です。外国人客が半数以上の北海道・ニセコスキー場のロッジの奥さんは、英語はできないといいながらしっかり商売はしています。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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