これからの時代、起業やビジネスを考えるときは、地域社会とのつながりを抜きにしては考えられません。地域とのパイプの太さが、あなたのビジネスの継続性の強さと比例します。
地方でネット販売をする場合、お客さんは全国にいると思っても、本拠地のある地域の応援は大事です。実際に開業した後に、地域とどうつながりを深めるか、多くの経営者が悩んでいます。
地域では、ビジネスを前面に出してつながりを持とうとすると、あまり温かくは歓迎してくれません。そのため、腰を据え時間をかけてつながりを作るしかないです。
飲食店経営のOさんは、今から5年前の起業した時から、地域を意識していたわけではありません。いつも早朝、奥さんと散歩しているコースに川があって、その川の汚れが酷かったことが発端でした。
一人で川の清掃をはじめたことで仲間が増え、市役所とのつながりもできました。その後は、地元県下の環境ネットワークの人たちとも知り合い、知人が増えたことでお客さんの増加につながったと言います。
個人的勝手な感想ですが、地域のつながりを自分のビジネスに生かそうとする、下心が見えると上手くいかないようです。まったく損得抜きのボランテア精神で地域とつながる人には、女神が微笑む仕掛けがあるようです。
わたしの場合は、通っているフィットネスを通じて知人が増え、協力を求められる関係が生まれました。この場合、あくまでも「これからの時代、考える経営者が求められる」モットーに同調してくれた人たちです。
地域とはどんな入口からでもけっこうです。これからのビジネスでは、地域社会とのつながり抜きに、息が長く多数の人の強い支持が期待できるビジネスは難しいです。
【ひと言】
地域とのつながりでは、ビジネスを前面に出すと失敗することになります。金儲けを前面に出したビジネスも、大半は短命に終っています。人間が関わるモノゴトには、いくつも鉄則がありますが、上記の2つもそれらの仲間です。多くの人が知らずか、無視して金儲けばかり追いかける起業を立ち上げますが、考えますと残酷な話です。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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