起業を目指して頑張っている人の大半は、実際に開業した後のことまで考える余裕がありません。開業後はほとんど想像の世界ですから、どんな試練が待ち受けているか、考えられないのは当たり前かも知れません。
事前の事業計画通りに売上げが上がらなくて、苦労しているはずと考える人は相当優秀な起業家。昔からの地名に、末広町という町が各地にあります。末広がりに、年々商売繁盛の願いを込めてつけられた町名と言われます。
開業しますと、この末広がりがいかに大切かを思い知らされます。最近は、開業した初年度の売上げが最も高く、その後は年々減少している傾向が起業では少なくないです。
開業した後、事業を年々拡大させることができるか、いつまでも開業時のままで留まるか、起業した人にとってとても大きな問題です。中には、起業後はそこそこ食べていければ、大きくしなくてもと公言する経営者がいます。
会社設備の減価償却の考え方を知っていると思います。設備は年々古くなりますから、その後の買い替えのための資金準備が必要です。
お釈迦さまは2000年以上前に、「この世は諸行無常のゆえに怠るな」と弟子に注意しています。人もモノも、年々古くなり同じままのモノなどこの世に一つもないと教えています。
起業したならば、ビジネスは少しでも大きくすることを考え続けるべきです。しかも、起業後も継続的に事業を大きくするための方策を、早い時期から考えた人は有利です。
そのためには、自分が起業する業種に関して、あらゆる角度から事前によく知っておくこと。情報が多いと多いほど、起業では売上げを上げるための助けになります。
【ひと言】
起業のための読書会を、10月3日(土)昼12時半から東京・中野で開催します。あまり起業への思いを人に話すことのない人が、起業向け読書を通じて話すことが目的です。わたしからは、最近の起業動向や今後の起業の進め方を話しています。費用は3000円(飲み物付き)です。問い合わせ、参加希望の人はここからメールをお願いします。
2015年3号起業・新規事業向け景況レポートの配布は締め切りました。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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