米国では、成人の6~7割が生活習慣病に罹っているか、その予備軍と言われる。
食生活の米国化が進む日本でも、この10年くらいで生活習慣病患者と予備軍が急速に増えている。そこに現れたのがマクロビオティックだ。
マクロビオティックは、動物性たんぱく質や化学添加物、砂糖などの摂取を避けて、生活習慣病を予防、治療する観点から考えられた食生活法。
玄米菜食を中心に、地元で取れた食材を利用した食事は、考えてみると伝統的な日本食を意味している。米国の科学者が日本食を米国に移して広め、それを日本に逆輸入したのが、マクロビオティック流行のルーツである。
現在、LOHAS(健康と持続可能な環境に配慮した生活様式)と並んで、マクロビオティックを取り入れた生活提案と食品販売が広がっている。
起業家の中には、健康食品販売の一環でマクロビオティック食品の販売を手がける人が出ている。これまで、有機野菜や健康食品としてはあまり売れなかったのに、舌を噛みそうなマクロビオティックと言い出したとたん、売行きが急上昇するとは、ビジネスの面白いところである。
《お助けのワンクリックお願いします》
人気blogランキングへ