先日、珍しく腰痛の件で相談を受けました。古くからの読者の人はご存知ですが、わたしは会社勤めをしていたとき激しい腰痛に悩まされ、それもあって会社を希望退職しています。
退職後は、直ぐ腰椎椎間板ヘルニアの手術をしました。以前は、その話を何度か書いていましたので相談されることも何度かあります。東京の40代の女性はそのときの話を覚えていてくれました。
将来起業したいと考えていた彼女が、最近は脚の痺れが酷く病院で椎間板ヘルニアと診断されました。ついては、最近見たテレビに出演していた医師が腰痛の専門家で、自宅がその病院に近いので手術を受けたいと思う。
このような考えをどう思いますか、といった内容です。腰痛に限らず、激しい痛みを伴う病気の場合、早く痛みから逃れたい気持ちが先走り、判断を誤ることもよくあります。
わたしは、ポイントが2点あると思いました。
1点目は、どんなに痛くても本当に手術が必要かどうか、もしかすると手術が必要ない場合も考えられるので、セカンドオピニオンの意味もあって精密検査のできる病院を最低2カ所で見てもらうこと。
2点目は、テレビに出ているだけで医者を信用しすぎることは危険。テレビ出演を依頼する局側は、そんなに厳しく調査して出演依頼をしている訳ではないです。精々、本を出版しているか学会の推薦などで決めています。
気をつけないといけないのは、椎間板のように背骨周辺の手術は高度の医療技術と体力が必要です。わたしの執刀医は、30代で大学講師をしていて、週に5件以上の手術をしている経験豊富な人でした。
全身麻酔で6時間半に渡る手術ですから、老眼が始まりモノが見づらくなるようでは難しいとされています。そのため、医学部の教授や大先生と呼ばれる人は、医療現場では過去の人と言われます。
これらのポイントは、起業を考えるときとまったく同じです。特に、手術を受ける必要性と起業の動機とはそのままそっくりです。誰もが、起業して成功するわけではありませんし、起業には向かない人もいます。
【ひと言】
開業して仕事に余裕ができた人には、フィットネスに通って運動をすることを勧めています。起業も身体が資本ですから、会社の経営管理同様に運動をして自分の健康管理をすることが必要です。体調が悪いときには、ビジネスでの判断も鈍りがちです。運動をしているときは、頭が運動に集中しますから、ビジネスのことをまったく考えないことが最良の時間になります。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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