1点目は、起業成功ばかりではなく、人生で成功している人にも通じていること。そのためには自分の限界を知ることです。
自分の限界を知っている人間は、間違っても大きな失敗はしません。また、自分以外のチカラをどのように入手して利用するか、考えなければならないことを学びます。
限界を知るためには、自分の能力では持て余す課題に挑戦する必要があります。何ごとにも挑戦しない人は、いつまでも限界を知ることがないのは確かです。
いつまでも、「自分はやればできる」と思い込んでいる人が多いのですが、重い腰を上げて取り組んでもほとんどは上手くいきません。早くに、限界を知ることをお勧めします。
限界を知ることでのデメリットも当然あります。限界を知ったことで、その後は挑戦することを端から諦めるような人は、知ったことの被害者と言えます。
起業する場合、限界を知ることによって、他の人と同じ取り組みをしていては自分が失敗することを学びます。そのため、自分独自の起業を考えるきっかけになります。
2点目は、自分の人生や仕事を俯瞰的にみることができること。目先のことばかりに気をとられていては、起業は成功できません。
現在は、世界中が変化の激しい時代を迎えています。特に日本はこの先、目まぐるしい変化が予想されますから、俯瞰的な視線で将来を予測する能力が求められます。
先入観や思い込みの激しい人に、自分を俯瞰的に見ることは困難です。自分に都合よく考えたり、希望的観測で起業に取り組まず、あらゆる角度から将来を見据えた起業を考える必要があります。
この1、2年、起業で成功している人、失敗した人を見ていますと、この2点のウェートが現代はとても高くなっています。
起業に向かうとき、どんな心理と思考で立ち向かうかは重要です。絶対に成功する起業などありませんが、成功するために必要な要因は身につけておいて損はないです。
【一言】
約20年近く起業本のチェックと新聞のスクラップをしていますが、ビジネス手法の流行廃りと同様、思考法もとても変化が激しいです。背景にあるのは、消費者心理の変化が、ビジネスに大きな影響を与えているためです。起業の場合は、消費者の方の消費行動を知ることが、売上げに直結することになり、起業を軌道に乗せるための方法にもなります。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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