起業で自分が参入する業界が、儲かる業界か、あまり儲からない業界か、関心の高い課題です。一方には、業界が儲かるかどうかなど関係なしに、自分の会社は利益を上げれると決意し自力に賭けて起業する人もいます。
こればかりは、第三者があれこれ口を挟む余地のないこと。ただ、幾つかの原則がここにあります。1.儲かっている業界には、既存の会社も多く参入する新規の会社も多くて競争が激しいことです。
企業経営者も、わたしもそうですが、常にお客さんはどちらに集まっているか、アンテナを高く上げています。既存企業の中には、新規事業として参入する準備を常に進めている会社も多くあります。
起業する人の多くは、この業界内の動きがまだよく見えていませんから、開業してからライバル会社の多さに驚くことがあります。今進んでいる、格安スマホ販売などはこのような業界です。
2.儲かっている業界にはガリバーのような1強の会社があって、他はあまり儲かっていないケースが多いこと。カーシェア業界はこのケースで、1社が大黒字で、他はほぼ赤字の状態です。
3.儲からない業界として烙印が貼られているのに、そこでも独自営業で黒字経営の企業はあります。飲食業や着物販売などでは、目立つ会社が珍しくないです。
当方の調査でも、造園業やガソリンを除く燃料小売り、ゴミ収集運搬などは、儲かる代表的な業界です。他方、儲からない業界では、婦人服小売りや宿泊業、美容業などがあります。
業界としては不況でも、街で一軒だけの開業店となりますと話は変わります。儲かる業界なのに、行政によって規制され自由には開業できない業界もあります。準備段階で十分調査した上で開業するしかないです。
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【ひと言】
起業の時、少しでも幸運に頼りたい気持ちは判ります。ただ、企業経営の最後は、経営者の能力と運とによって決まることが多い。特に、経営危機に陥ったときなど、経営者の生き方と能力の生地がでますから、日ごろから自分を鍛えておくことが大事になります。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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