２０１５年を振り返りますと、本当に一年間起業やビジネスに関して真摯に取り組んだ一年でした。元々、若いときにはあまり学ぶことなく、会社に勤めてから遅れを取り戻そうとした人間です。
勤めていたときに仕事に追われ、希望退職した後で学校に入って情報システムを覚えた人間ですから、自慢じゃないけど出来は悪いです。ただ、今年ほど思考や経営に集中したことはなかったです。
実は、地元の法人でコーディネーターをした時や、その後マニュアル販売や起業アドバイザーを始めた３、４年は仕事が多かったです。その後、昨年あたりから新規のお客さんが目立って少なくなりました。
この傾向は、近年の起業に共通しています。開業当初の１年目は無理としても、地道な努力が実を結ぶ２、３年後からは軌道に乗りやすいです。問題は、そのスタイルでビジネスが固定したときです。
やはりお客さんの飽きがあるのでしょうか。自分自身にも覚えがありますが、床屋、コンビ二、病院、喫茶店など、慣れてくると飽きや何かのタイミングで通っていた店を代えています。
当初は、ＰＲ不足と思って宣伝ばかりに気をとられていました。ただ、ＰＲばかりでなく、自分のビジネススタイルが気づかぬ間に時代遅れになっていたようです。
自分が相談を受けている会社に言っていたことが、自分のビジネスにおいても起こっていました。よく、同じビジネスを１０年続けるのは難しいといいますが、確かにお客さんも飽きますが自分でも飽きます。
また、好調なときにはビジネス役立つ入力ための学ぶということをしません。もっぱら出力することばかりで、エンジンが焦げ付いてきたようです。
そんなことがあって、今の時代に合った起業やビジネスを考え続けた１年でした。子育てや借金のある人なら、廃業を余儀なくされる環境だったと思います。
わたしの場合、運よくスタイルの転換を進めることができました。人より出来の悪いことで、これしか自分にはないと思い込んでいますから、他の道は考えていません。
ビジネスが不調なとき、景気のせいにしないで自力で景気を良くすることを考える、志の高い起業を目指す人の力に成れればと思います。来年もよろしくお願いします。
【ひと言】
ビジネスは決して良いときばかりではありません。悪いときも続きます。今のビジネスでは、一人で思い悩まないこと。一人で苦しむよりは、他の人と考える方が掛け算で成果がでます。自分自身も今回、色々と学びました。来年も面白いビジネスを考えましょう。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 １５位です。
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