最近、気になっているニュースの一つに、リオ五輪女性マラソン代表選手選考問題があります。3枠のうち1枠は世界陸上の最上位者で決定していて、残りの2枠です。
1月の大阪マラソンで優勝した福士加代子選手で1枠が決定かと思いましたが、3月の名古屋マラソンの上位者の記録次第で福士さんは外れる可能性があるとされます。
そこで、1月に続いて3月にも福士さんは名古屋に出場すると言い出して、話はこじれてきました。3カ月間に2度も本気で42キロを走った選手が、8月の本番に影響はでないのか。
このような五輪代表の選考スケジュールは、マラソン競技全般に責任をもつ日本陸連が、全選手に公平で過剰な負担にならない選考の仕組みを事前に考えるはずなのに。
多分、こんなケースまで想定していなかったのではないでしょうか。これは競技スポーツに限らず、会社内での人事規定や任意の団体においても起こりうることです。
起業においても似たようなケースは多くあります。一番多いのは、やはり開業して売れるはずの商品やサービスが売れないケース。集客が上手くいかないうえに、売上げも予定より大幅に低いケースです。
このようなケースは決して珍しいことではなく、売れない場合の次善の策をあらかじめ考えておくことです。それでも売れない場合のことまで、計算に入れることが起業においては大事です。
このような場合には、次善の策を組み直すメンバーを入れ替えることも考えておくことです。よく「何でそこまで準備するの?」と聞かれますが、ここまで深く考える能力を身につけておくと、予測できなかった時の対応が楽です。
起業シミュレーションです
【ひと言】
ビジネスはスピードといいますが、会社に仕組みがはっきりしていると早い判断が可能になります。これから起業する人でも、仕組みがしっかり出来るかどうかによって、判断のスピードはまったく違ってきます。開業前に少し時間がかかりますが、スタッフにも理解できる仕組み作りをしておくことは欠かせません。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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