わたしは子どものころ、よく「食べ物の好き嫌いをなくしなさい」と言われたものです。野菜嫌いでしたから、人参や玉葱などやっとの思いで食べた記憶があります。
大人になって判ったことですが、自然界にできる食べる物は、どんな物でも身体にとっては大事な栄養素。好き嫌いすることで、その後の健康と関連があるよう思えてなりません。
起業を考えている人にも、色んな人に対する好き嫌い、商品やサービスへの好き嫌いなどがあります。たとえ美人は苦手という人も、開業してお客さんが美人だったら、笑顔で対応しかありません。
外国人が苦手とか、子どもが苦手とか、人によって好き嫌いを言い出す人がいます。そのような場合、どうしたらよいですかと質問を受けることがあります。
これから起業しようとする人が、好き嫌いを言っているようではビジネスは上手くいきません。その場合、起業は止めておいたほうがよいです。起業は上手くいかないと思います。
起業して成功している人に共通していることは、好き嫌いのあるなしより、何事にも好奇心をもっていること。その場合、好き嫌いのような低いレベルでは考えない人です。
嫌いと言い出す場合、多くはよく対象のことを知らないことが、嫌いと結びついているケースがほとんど。子ども嫌いだった人も、自分に子どもができると、子ども好きになるようなケースはよくあります。
単に、接する機会がなく、どうしてよいか判らないことが嫌いな原因です。ビジネスの場合、この嫌いだったことがビジネスチャンスになることはよくあること。
アレルギーやトラウマがない限り、好き嫌いのような、甘えたことの言っていられないのがビジネスの世界。起業をしますと、それまでは苦手だったことが次々に降りかかってきます。
好き嫌いは、「知っているか知らないかの違いだけ」を思い出して、立ち向かってください。好き嫌いは、お客さんがいう言葉で、起業する側はそれをビジネスに生かして利用する人間のことです。
【一言】
わたしは、起業することは投資資金を支払って、舞台の上がることではないかと思っています。舞台上で仕事を見せて、お客さんから大きな拍手をもらえるか、無視されるか。そう考えると、好きとか嫌いとかはお客さんの側の発想で、舞台上では拍手をもらえるなら、自分の得意技を何でもやって見せることです。いつまで舞台の上に立っていられるか、判らないのですから。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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