起業のための準備は、ギリギリまで勤めている会社を辞めずに、収入を確保しながら準備を進めるのが最近の起業の重要なポイントです。中には憂いを断つため、思い切って会社を辞め準備に専念する人がいます。
ところが人間の頭は、そんな短期間に従業員から経営者に切り替われるものではありません。どうしても経営判断に、従業員の発想が顔を出して失敗するケースが多いです。
今は、起業準備に最適なネット環境が整備され、もしかすると将来のお客さんに接触することも、会社勤めをしながら可能です。最大の問題は、勤めながら効率よく準備ができるかどうか。
会社の仕事が忙しく、2、3日準備中に空きができますと、いつも最初からはじめる愚かなことになりがちです。毎日、少しずつでも準備を積み上げることが大事です。
紙のノートとスマホやPCを組み合わせるなどして、ブランクを作らない独自の工夫は、起業プランを考えるのと同じくらい大事です。自分の性格に合わせた最適な方法を考えるしかないです。
人間の記憶装置は、良きにつけ悪しきにつけ1日経つと80%近くはリセットされます。せっかく練り上げた起業プランも、しっかり記録していないと頭からは消える運命にあります。
ビジネスを仕掛ける側の人間は、この記憶の積み重ねを武器に、これまでにないプランを考えることで事業を継続させてきました。起業するときは、したたかに失敗しないための防御策も忘れずに。
【ひと言】
この10年、ITとインターネットとの使い勝手が格段によくなって、起業の仕方も大きく変わりました。ITによって起業準備にかからなくなり、ネットを使ってのプレ起業が可能になったことです。手順と判断さえ間違えなければ、そうそう失敗をすることはなくなりました。準備途中で引き返すことも当り前になったからです。
起業相談も覗いてください
起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 22位から 17位に上昇しています。
ここからクリックお願いします。 人気ブログランキングへ