起業を考えるときのビジネスモデルは、できる限りシンプルに分かりやすく考えるのが鉄則。もう一つ忘れがちですが、常に成長することを前提にしたモデルを考えることです。
ビジネスモデルと言いますと、アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスさんが起業前に考えた「ベゾスの紙ナプキン」が有名です。このモデルを作った言われる1994年は、PCのネットワークシステムがスタートして直ぐ。
米国においても、ネットワークがこれほど世界に広がるとは考える人があまりいなかった時代です。もう一つは、システム思考で考えていること。多くの人は、ロジカル思考で考えていた時代に全体の流れを考えていました。
上記の画面にあるように、一つの円上には4つのポイントがあります。通常は顧客の購買からスタートしますが、ベゾスさんはPCを活用して経験値の高くなることを前提に顧客を考えていました。
このアマゾンの仕組みは、集めた顧客と輸送システムとネットショップと商品選択から成り立っています。この仕組みは、現在でも多くのネットワーク販売で利用されている方法です。
システム思考では、一つの円にもう一つの円を加えることが可能で、こちらも顧客を起点に低コスト構造と低価格から成立しています。この円は、アマゾンが主体的に主導することになります。
成長をベースに2つの円と6つのポイントが、アマゾンのビジネスモデルで、設立から22年が経った現在でも変わりません。扱う商品が、当初の書籍から次々に増え、管理や輸送方法は進化を遂げています。
小企業の起業においても、ネットビジネスであるなしは関係なく、シンプルなビジネスモデルを考えることです。ポイントは、常に成長できる商品や仕組みと、システム思考で考えられるかどうかにかかっています。
起業相談はここから
【ひと言】 起業する人が、経営理論や概念に振り回される必要はありません。上手く売れますと、理論や概念は後からついてきます。ただ、長年ビジネスを研究してきた人が作る理論には、それなりに参考になる点が多くあります。失敗した人たちの教訓も生かされています。参考にすることで、最初は気づかなかった落とし穴を避けることができることも確かです。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 14位です。
ここからクリックお願いします。 人気ブログランキングへ