最近人気のエンターテイメント「スターウォーズ」「エヴァンゲリオン」「ウルトラマン」などは、映画やイベントが各地で行なわれています。今も、20年以上前と変わらぬ市場を形成しています。
このようなイベントに顔を出し、昔を懐かしみながらアイテムを衝動買いしているのは、ほとんどが40代以上の人。一見、現代の子どもにも人気のように思われがちですが、どうも子どもは冷めている気がします。
多くは、お父さんやお母さんが子連れでくるから子どもの姿を見えるだけで、親の照れを隠蔽するために子どもがいるだけのようにしか見えません。
CD、レコード、楽器、フィギィア、本、ゲーム、Tシャツなど、本当によく売れています。今日考えたいのは、このような大人の身に染みている「原体験」についてです。
人は誰でも、成長するまでの幼少期に経験した原体験が、その後の人生に大きな影響を与えると言われます。認識しているかどうかは別にして、あなたにも原体験が今の生活に影響を及ぼしていると思われます。
わたしは、食べ物の少ない子ども時代を過ごしましたから、食事で出されたものは残さず食べる習慣が今も続いています。自分でも浅ましいと思うほどで、今後は胃がんや大腸がんに悩む人生が待ち構えていそうです。
ビジネスにおいても、父親が洋服屋をしていて仕入れの借金で苦労していましたから、借金には人一倍神経を使う人生を歩んできました。これはわたしなりの原体験です。
誰もが、似たような原体験を持っていると思います。そして、この原体験がその人の大きな「思い込み」となって人生の足を引っ張っている部分があります。この原体験には根拠のないケースがほとんどですから。
起業やビジネスにおいては、この原体験の影響に間違いにつながって失敗することが多くあります。原体験に関して、一度は真剣に修正することを考えることが必要なようです。
【ひと言】
原体験は経営学において、「マインド・セット」や「メンタル・モデル」といった言葉で表されるようです。自分のもっている前提によって、モノゴトを認知し、解釈し、そして何を行なうべきかを決める、自分の頭の中にある模型、モデルとされています。一つの個性なんでしょうが、最近は失敗の原因とされて悪いイメージが強いです。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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