「重大な時はよく考えて」 学校の先生が、日ごろから生徒指導で口にする決まり文句です。起業やビジネスにおいても、よく考えることは必須ですが、その場合どう考えるとよいのか、考え方を考えるのは意外と骨です。
どうしても、私生活と同じで、自分にとってプラスかマイナスかを基準に考えがちになります。今のビジネスシーンでは、お客さんにとって役に立つかどかが基準の時代に入っているような気がします。
ただ、お客さんの役に立つことばかりを考えて、自社の利益を抜きにしますと事業の持続性がなくなります。役に立つことと、自社の利益との間に折り合いを考える必要があります。
それでも、直感だけで起業する人はいます。現在はITの広がりで情報が格段に多い時代ですから、一つ一つの問題を深く考えていたら、考えるだけで人生が終ることになるような気がします。
ここで気になるのがお客さん側の考え方。みなさんが客としてモノやサービスを購入するとき、直感ですか、熟考ですか。一応、高額品は熟考で、一般商品や低価格品は直感になりがちです。
特に、直感の人は「信じやすい」性格を持っていて、簡単に単純に信じてくれます。売る側としては大変ありがたいのですが、その代わり他の商品に乗り代わるのも早いですから安心は禁物です。
そう考えますと、起業やビジネスを仕掛ける売る側の人間としては、熟考することも大事で、乗り代わられない方法を考える必要があります。人が深く考えない時代に生きていますから、深く考える人は価値がありそうです。
【ひと言】
今は、モノゴトを単独の問題として考えるより、システムとして流れの中で考える方法も生まれています。以前は、問題のポイントだけに絞って解決策を考えていました。これでは、流れの中でつながっている他のモノゴトにも、新たな問題が生まれる可能性が高くなります。そのため、モノゴトを全体の流れてとして捉えることが今は主流になっています。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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