パナマ文書が公表され、税金逃れのために資産を移していた、会社や個人の名前が知られることになりました。今度は、カリブ海ケイマン島のタックスヘイブンにも関心が集まっています。
起業をして会社経営をする以上、タックスヘイブンでグレーゾーンに近い節税までは考えないにしても、将来のためにきめ細かい節税は考えたいものです。
5月24日国会で確定拠出年金が改定され、新たに中小企業向け簡易型年金が設立されました。国民年金だけにしか加入していない場合、60歳以上になったときに生活は不安定です。
現在の国の財政や経済状況を考えますと、これまでのように60歳や65歳でリタイヤできる環境ではありません。将来、年金は2割程度減額が予想されていますが、それで済むような国の借金ではありません。
16年版高齢者白書では、60歳を過ぎても働きたい人は71.9%にも達しています。多くの人は収入を求めていますし、労働は体によく老化防止にもなると考えています。
死ぬまで現役の演出家にこだわった蜷川幸雄さんは、やはり立派ですし、人生がかっこいいです。わたしの周りでも、社長はご子息に譲った後も、現場や営業で仕事を続けている人は少なくないです。
起業する人の場合は、生涯現役を続けようと考える人は多いです。ただ、問題は齢をとっても現役を続けられる健康な状態でいれるかどうか。そう考えると、個人の人間最大の資産は健康と考える力ではないかと思います。
【ひと言】
もし現役を続けることを考えるならば事前準備が必要ですし、ある程度投資をしておくべきです。60代直前になって、生涯現役を目指しても続けられる仕事は限られてきます。しかも、体力的に70代になると続けることが難しくなります。言葉で生涯現役を口にするのは簡単ですが、一般人でもそれを実行となるとけっこう壁が立ちはだかっています。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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