先週まので国会で、アベノミクスによる成果を自慢していた安倍首相が、先進7カ国サミットではリーマンショック並み大不況の発生予告を口走る。日本国民としてはどっちが本当なのか不安になります。
多分、国民を不安にすることが目的の発言と思われます。そのうえで、消費増税の実施を17年4月から引き延ばす狙いがあるのでは。ただ、これまでの行動を見ていると首をかしげたくなることばかりです。
一つは、世界の経済学者を集めて話を聞いたこと。よく、童話の世界には、王様が世界の学者を集め知恵を借りる話があります。日本の首相の場合は、米国の学者ばかりというところがミソでしょうか。
もう一つは、財政出動中毒症といえるほど、景気が悪くなりそうなときには公的資金を注入したがること。この国が1000兆円を超える財政赤字に陥るのも当たり前のことに思えます。
今後、多大な赤字によって国の予算が組めない事態に陥っても、当人は政界から引退していて痛くも痒くもないでしょうが、若い人たちの資金をこんなに先食いしてしまうと、サミットメンバーから外される可能性があります。
大体、経済循環による不況を財政投資で乗り越えられると、この首相は本気で思っているのかどうか。まるで麻薬のように不況というと資金投入を繰り返してきましたが、今の財政を考えるとそろそろ止めたほうが・・
国民もこれまでの資金投入によって、その金がどう使われ、こう効果があったのか、しっかり検証する仕組みを考える時期にきているのでは。知恵を絞っている会社は、不況に関係なしによい業績を残しています。
【ひと言】
安倍首相は、自分が立法府の長なのか、行政府の長なのか、単純な間違え発言を2度も行っています。フリーの発言をするときも、ペーパーを見ないと発言しないタイプの人間。確かに、育ちはよくて、人柄もよく、神輿に乗せやすい人間とは思います。反面、ご自身の主張や発言はなく、祖父の遺言や家柄に縛られているだけの政治家にしか思えません。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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