起業をして若い従業員を育てることは、事前に考えている以上にビジネスでは重要な課題です。売上げが少ない時期に一人でも人を雇うことは、経営的にたいへんな重荷になります。
最初から効率的に働いてもらいのですが、起業したばかりの経営者自身が、何をすることで利益につながるのか、まだ判っていない状態です。どうしても、従業員に対しては遠慮がちな対応に終始します。
このような時の対応に関しては、起業する前の会社勤めの段階から対応を考えておくと楽です。人に対する頼み方はそれこそ千差万別。これならうまくいくと言った満点の答えのない世界です。
下手に偉そうな態度をとったり、自分は万能と大きく見せそうとする経営者は、大半が失敗しています。比較的うまくいっていると思うのは、若い従業員に対してもどうしたらよいか相談を持ち掛けるタイプ。
従業員の能力を最大限発揮してもらうことが、人を雇うための目的です。経営者自身の考え方もありますが、従業員の自由な考え方も会社経営にとっては貴重な意見です。
経営者としては、意見をくみ取り、うまく経営に生かし、本人のモチベーションを高めてもらえると、会社にとっては嬉しい方向に向かうことになります。
決して、最初から経験の浅いことを理由に、意見を踏みにじるようなことのないように。今は、誰もが納得するような業界プロの意見ほど、毒にも薬ものならないものはありません。
年長の経営者はどうしても、正しい回答を求めたくなりますが、起業して一番必要なのはお客さんの考えに近い回答。素人ほど、お客さんに近い考えをすると思って間違いないです。
【ひと言】
今でも、起業時に人を雇うとき、自分がいないときのための、店番を雇う意識の経営者が少なくないです。今は、アルバイトがふざけてアイスボックスに入った写真をSNSに載せただけで、苦情が集まって閉店にまで追い込まれる時代です。自分の気持ちを引き締めるためにも社員教育をして、お客さんの目を意識した営業を考えることです。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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