人と人とのつながりが重視されるようになって、贈り物をするシーンがとても増えたような気がします。
日経産業地域研究所が行なった10代から50代男女の1万人調査でも、3割の人が感謝の気持ちをプチプレゼントで現すことが増えたと答えています。
この調査では、贈る相手は「同性の友人」、「仕事仲間」、「異性の友人」、「母親」など、身近な人がほとんど。
贈るモノのギフトショップなどで購入する身構えた商品ではなく、「スイーツ」、「食品・飲料」、「小物雑貨」など。金額は、男性が平均で5740円、女性は3220円と相手が「負担を感じないと思う最高額」です。
もう一つ興味深いのは、「プレゼントはセンスが問われていると感じている人」が22.3%。「まああてはまる人」が53.1%。どちらともいえない18.6%やあてはまらない5.9%を引き離していること。
多分、プレゼントをする多くの人は、人に贈り物をすることに喜びを感じていること、仰々しいプレゼントではなく、贈る方も贈られる方もちょっといい気持ちになりたい人のような気がします。
それならば、プチプレゼントの専門店があってもおかしくないです。スイートと小物雑貨が買えて、ワンポイント贈り物の包装が施されている商品なんて粋です。
プチプレゼント情報を提供してくれるお店は、これまであまり見かけることがありません。ギフトショップや贈答品とは目的が違って、ちょっと嬉しいアイデアビジネスに思えます。
【ひと言】
決して真新しいビジネスではなく、何でこれまでなかったのか不思議な気持ちになるビジネス。リノベーション(修復)とは、こんなシーンに使われる言葉のようです。従来のギフトショップが縦軸のビジネスなら、業界横断型の横軸のビジネスとでもいうのでしょうか。これからは、お客さんニーズに応えられるそんなビジネスが増えそうです。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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