日本国民の約6~8%はいるといわれるLGBT(ゲイやレズなど性的少数者)。現在わが国ではあまり目立つことなく、国民感情の受け止め方ははっきりしていませんが、ひっそり生活しているカップルは少なくないと思われます。
今後、外国人観光客が増えますと、LGBTのカップルも増えて、彼ら向けの飲食店ニ-ズは必ずあるはずと考えている起業家がいます。アメリカでは、彼ら向け専用クラブが各地にあって盛況です。
飲食店ばかりでなく、旅行会社でも、彼らの高い購買力には注目が集まっています。ビジネス世界の第一線で、バリバリ活躍している人の中には、LGBTの人が多いと言われます。
他人と違う性的嗜好のためにハンデを感じて、人一倍努力している人が目立つことも確か。旅行に行っても、飲食店においても、とてもお金を使うカップルとして世界的に知られています。
現在、タイを訪れる外国人観光客の中には、彼らのようなカップルが多いようです。仏教国のタイは、LGBTの人にとても寛容です。日本人はどうかと言いますと、まだよく認識されていないのが現実。
そのため、日本ではビジネスのリスクはあまり感じません。ただ、認識不足によるデリケートな問題なので、カップルをターゲットにしたビジネスをするには、それなりの覚悟が必要です。
新たなビジネスにトラブルは付きもの。開業する人がLGBTである必要はないと思いますが、そのようなカップルを無理解な人たちから守る気がなければ、開業は難しいです。
【ひと言】
LGBT市場は、これまで公には知られていなかった市場が、徐々にその姿を現している感じがあります。これまでなかったもの現れるわけですから、当然違和感はあります。それも時間の経過とともに次第に薄れることはこれまでの経験しています。何度も通った道ですから。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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