「長年会社勤めをしているけど、起業に役立ちそうな出来事には一度も出会ったことがなかったです」 起業したいけれど、どんなビジネスがよいか思いつかない人に共通した悩み。
本人には起業に対する願望や憧れがあるのでしょうが、具体的なカタチにならず今日まで淡い思いで過ごしてきたようです。ただ、どんな起業をイメージしていたのか、そこが問題です。
毎日仕事をしていると業務内容には詳しくなると思うけど、取引相手やお客さんが考える要望までは気付くことがありません。初めから、そんなことは無理と思っていませんか。
起業の種は、「そんなことは業界の常識」とされていることを疑ることから始まります。長年会社に勤めている人ほど、そこから広がる起業の世界が見えなくなっています。
毎日視線に入ってものでも、目を凝らし焦点を合わせて見ないと、人の記憶には何も残りません。これまで人生で経験したことは、記憶しているつもりでも、覚えようとメモでも取っていないと、単に見ていたはずと思うだけ。
起業に関しても、たとえ重要な出来事に出会っていても、起業のノウハウや事業の組み立て方を知らないと単に見ているだけ。決してこれからでも遅くはないです。起業やビジネスにつながる目を養うと人生が変わります。
書籍やネットで起業ノウハウを学んでも、これらは他人の目を通して知っている気持ちになっているだけで、決して身にはつかないもの。最後は、自分が時間をかけて日ごろの習慣として、覚えていくしかないのが起業の世界です。
【ひと言】
起業は誰もが成功するものではありません。成功して、継続することができるかどうかは、他の人と違うビジネスができて、人に役立っているかどうかです。起業経験のない人は、儲かるかどうかばかりを考えますが、実際に上手くいっている人は、自分のやりがいとお客さんの喜びとの折り合いが、付いているかどうかにあると思って間違いないです。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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