21世紀に入ってからの起業では、法律、会計、マーケティングが必須の起業知識と言われます。このような言い方をするのは、米国のMBA(経営学修士)など高いレベルで勉強している人。
日本で小企業を起業する場合には、マネジメントとコミュニケーションの方が現実的です。そのほか、会計やマーケティングなどの知識もあると有利といわれます。
ところが実際に起業を目指す人には、起業アイデアから入る人が圧倒的に多いです。お金儲けをするためのアイデアですが、この起業アイデアほど役に立たないものはありません。
10人の起業家がいて、最初に起業のために考えたアイデアを実際に事業化し、それで軌道に乗せる人は、1、2人しかいないと思われます。それほど、起業アイデアは頼りないもの。
わたしが起業に必要な知識と考えるのは、あらゆる難問を解決するための、根気と壁を突き抜ける考える力ではないかと思っています。
決して、起業家が一人で全てに取り組むわけではありません。問題のジャンルによっては、知人や人脈を通じて他の人に依頼することもあります。ただ、核となる問題に関しては自分自身で取り組むことです。
起業を実現するため、降りかかる問題は早期に解決すること。起業することを決めた段階で、根気と考える力とを磨くことです。関連してもう一つ、今自分にとって何が問題なのか、問題の本質を考える能力も大切です。
いかに解決能力があっても、取り組む問題そのものに問題があってはシャレになりません。起業に向かって、問題点を探し出し考える。そのうえで、初めて起業アイデアを探しても、決して遅くありません。
【ひと言】
起業を目指そうとするなら、最初にどこから起業を学ぶか、入口はとても大事です。書籍を読んで起業を目指す人はとても多いです。起業セミナーに通う人もいます。ネットで調べる人も少なくないです。最初の接する起業の仕方は、その後の起業に大きな影響を与えます。中には、10年以上も昔の起業モデルで実現を目指している人もいます。これでは、成功するのは難しいです。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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