会社勤めをしながら起業準備を進めることは、言うのは簡単ですが実際に行うのはたいへんです。
起業準備をしている人からは、嘆きとも愚痴ともつかない話をよく聞きます。特に、これから迎える年末近くになりますと、仕事も飲み会も増えますから起業のことなど忘れがちです。
わたし自身、会社勤めをしていたときに、もう少し上手く準備をしていたなら、その後開業してからの展開が楽になったような気がします。
準備中の時に、2、3日何もしない日を過ごしますと、それまでの積み重ねが、ゼロになったような気分になりますから厄介です。わたしなど、何度もこのゼロへのリセットを繰り返しています。
それだけに、起業後はモノゴト継続することに神経質になっているところがあります。このような文章も、休まず継続することを自分への課題にしているほどです。
起業準備においては、経過を記録するノートを一冊作ることをお勧めします。たまに、PCやスマホに記録しようとする人がいますが、長く観察していますと上手くいっていないようです。
IT時代の現代でも、ビジネスに関わる多くの人は、手書き手帳を継続的に使っている人が多いです。ノートも、全体が見やすいので記録には向いています。
そして起業準備の進行状況をきめ細かく、ノートに書き込んでいきます。何を行っただけでなく、そのときの心理状態や疑問など前日から翌日へとつながる文章にすること。
そのノートを毎日、時間を決めて書き込んで、読み続けることです。15分でも、30分でも、忙しい時も時間を設定することで、焦らず、飽きず、諦めず、続けられます。
起業は、結局は自分との戦い。短時間でも、頭の働きを起業モードにすることで、日々の積み重ねが可能になります。こればかりは、手を抜かないで自分自身に時間の投資をしてください。
【ひと言】
毎日、起業準備を記録することはたいへんのようですが、これも習慣にしますと何とか続くものです。起業後のことを考えますと、起業準備に時間を使うことなどそんなに骨ではないです。ナニゴトも、日々の生活の習慣にしますと、不思議と続いてしまいます。起業に向けての能力も、自然に身に付いてきますから、一定期間が過ぎると準備も楽しいものになります。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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