ご自身の人生設計を考える時、若いころは生まれた時や、学校を卒業した時を起点に考えます。ところが、年齢が40歳50歳を過ぎる頃になると、人生の終点を起点とする方が現実的と言われます。
自分の亡くなる年齢や、仕事を辞める年齢を予測し、そこ迄をどのように過ごすのかを考えると、人生設計の狂いが少ないと言います。体調のよくない人は、仕事を終える時期を短く、蓄えのない人は長くするとか。
現在の仕事ではなく、昔から希望していた仕事を退職後にする。今の不遇のままではリタイヤしないで、もう一度挑戦するとか、終点を75歳や80歳まで伸ばして考える人もいます。
今でも、年金で受け取る額が少ないため、元気なうちは仕事がしたいから、起業する人も少なくないです。実際、60歳を過ぎますと仕事をしている人は、存外元気な人が多いです。
わたしが感じているのは、仕事だけに限らず、高齢になっても何かしらやることのある人、人から頼られて何かに取り組んでいる人は元気。仕事や趣味を持つことで免疫が落ちないというのは確かです。
反対に、毎日何もすることがないという人は、身体も頭脳も衰えが速いことを知人など通じて感じています。特に、若いころから出世の早かった人は、その後に仕事から糸の切れた状態になると弱いです。
後半生の人生で、追い込まれる前に起業することも、一つの生き方と言えます。人間、一人一人に色んな思いがありますから、起業することで昔からの夢を実現することも悪くないです。
【ひと言】
今年93歳になる作家佐藤愛子さんが、インタビューで最近の社会の風潮として「損得だけが一番の価値観」が強くなっていると言ってます。若い人は仕方ないですが、齢を取ってからは損得ばかりに拘らない事業があっても、よいのではないかと思います。あまり景気景気と言っていると、強かな政治家によって、この国は大変なことになるのではないかと心配しています。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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