ここ数年、世界各地においては、多くの難民が発生し大揺れに揺れています。英国のEU離脱も、米国でのトランプ大統領誕生も、難民を抜きには語れない問題です。
ところが、世界の先進国で難民問題と直面していないのは日本だけ。経済的に難民の受け入れ余力があり、労働力を受け入れる余地のある国というと、日本は最上位にランクされる国です。
現在、日本に対しまったくまったく難民申請がないわけではなく、約7500件以上(2015年)は既にあるようです。ただ、実際に15年に難民として受け入れた件数は27件だけ。
これは日本政府が難民受け入れを拒否しているためで、これまで政治課題にさえならなかったと思います。政府の方針とは別に、国民の一人としての心情では、人口減少が始まっていて次第に廃れる地域は日本各地にあります。
この国には、安全にビジネスができる環境があり、マイナス金利で資金需要を喚起するほど資金もあります。後は、ビジネスアイデアと人材と労働力があるなら、少しはこの国に活気が戻ることになります。
難民と言われる人は若い人ばかりです。国内の高齢者と融合して、言葉や習慣の問題をクリアできたらなら、この国にも新たな需要を生むことが可能になります。北方領土問題よりも、こちらの方が喫緊の課題と言えそうです。
東アジアにおいては、今後北朝鮮の国民から難民が発生する可能性を予告する人も少なくないです。日本国民自身、政権が反政府勢力に対し戦前のような強権政治を振るった場合、難民化しない保証など何もないはずです。
その時になって、日本人難民を受け入れる国がなかったなら、現在の日本の現状を後悔する羽目になります。そろそろ本気で難民問題と向き合う時期に日本もきているような気がします。
【ひと言】
日本が戦争をするのとは違い、難民の人に手を差しのべる行為は、長い目でみたとき世界の平和に貢献することになります。日ごろから、口先ばかりで平和や貢献を言うだけでなく、実際に人口減の日本と国を追われた人とのウィン=ウィンの関係が生れ、周辺諸国からも信頼を得ることができます。過去の日本人の偉業を自慢するだけでなく、現代の日本人が歴史に残ることを行うよいタイミングが今です。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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