人間には、成功とまでは言わないまでも、日々自分の希望に沿った充実した毎日を送っている人と、ほとんど不満ばかりの生活を送っている人とがいます。能力差などほとんどないのに、何でこんなに満足度が広がるのか。
これは運不運とは違います。運不運は何かを実行したときに現れますが、まだ実行する前の段階の話です。人生の満足度が満たされないことを考えるとき、気付いことが2点あります。
1つは、しっかりした目標をもっている人と、まったく目標など考えない人との違い。人間、進むべきゴールが見えていてそこに向かっている人と、何処に向かうとよいのか分らない人では、全ての行動に違いがでます。
2つ目は、目標は分かっていても、そこにはっきりと焦点を合わせられる人と、目標はあってもそこに焦点を合わせられない人とがいます。漠然と起業を考えている人の中には、この焦点の合わせられない人が少なくないです。
起業をするためには、ビジネスに必要な土台となるビジネススキルを身に付ける必要があります。同時に、自分が興味をもっている事業、これから足を踏み入れたい事業に焦点を当てる必要もあります。
あなたが毎日携わっている仕事を例にとってみても、この仕事をテコに何か起業することができないか考えると、仕事を通じてこれまでとはまったく違った景色が見えてくるはずです。
過去に関わりがあった仕事でも、知人が行っていてよく聞いて知っている仕事でも、その内容を分析して将来性を考えると、これまでとは全く違った仕事に見えてくるものです。
大事なことは、起業を考えていきなり起業実現を考えるのではなく、事業調査することやその他の事業とのつながりなどを考えることで、ビジネスに焦点を当てることを覚えることができます。
調査したからといって、そのビジネスで起業しなければいけない訳ではないです。このような調査期間を設けることによってビジネススキルを高めることができます。他人とは違う気付きも、このような経験を通してできるようになります。
起業に向けての第一歩とは、このようにお金を掛けないで、ご自身の知識や能力を高めるために意識を切り替えることです。起業というと直ぐに、開業震やビジネスアイデアばかりを考える人が大勢います。
まずスキルを高め、資金がなかったら対象となる事業を徹底的に調べ上げ、そのうえで開業しても遅いことはないです。古い起業スタイルにいつまでもしがみついて、起業を考えるのは今の時代難しいです。
起業準備のためフリー質問箱
【ひと言】
現代のようにネットを通じて大量の商品を売り捌く巨大ビジネスがある一方、街を歩くと一日に50人、100人といったお客さんを相手に、肉や総菜を販売している店舗もあります。どんなにネット販売が巨大になっても、街の商店が消えることはないです。市場のすみ分けは進んでいて、ビックデータやAIの対象にならないビジネスは今後も生き残ります。逆に、小企業で起業を考える人は、このビックデータから漏れる市場を探す知恵が必要です。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 9位です。
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