起業するビジネスを分類することによって、理解しやすく使い勝手がよくなります。分類法は色々ありますが、最も単純な分類は設立に大きな資本が必要なビジネスと、少ない資本で可能なビジネスとに分けられます。
顧客が、個人のお客さん相手のビジネスと法人の会社相手のビジネス。商品を扱うビジネスとサービスの場合のビジネスにも分けられます。起業する場合には、このように細分化して自分に可能なビジネスを整理する手があります。
このように分類しますと、自分が内心で希望しているビジネスの特徴が鮮明にみえてきます。その一つに、既に多くの会社が手がけているビジネスと、まだあまり知られていないビジネスとに分けることも可能です。
これから起業する人にとって、まだ手がけている人の少ないビジネスは案外狙い目です。ただ、参入者の少ないビジネスと言うことは、経験者が少なく成功事例も少ないということ。また、お客さんに知られていない点は問題です。
この場合、自分の力で全体を考え、判断し、実行する必要があります。しかも、その上でも成功するかどうか判らないのがビジネス。面白いビジネスとは、このように人の足跡のついていない道を進むビジネスのことです。
確かに失敗することも多いですが、ビジネスの世界ではかけがいのない質の高い経験になります。方向性とやり方さえ間違いなければ、起業する人には大きな財産になります。
起業する前の準備段階で、相当踏み込んだところまでビジネスの幅を広げることも大事です。昔と違って、今はITを駆使することによって出来ることがビジネスを面白くしてくれます。
【ひと言】
この領域にまで進める人は、起業を考える人の2、3割の人です。最近は、ネットを通じて簡単に人の真似ができることから、自分で考えて起業準備を進められる人は少ないです。やはり、本気であらゆる自分の能力を遣わないことには、起業といえるレベルには達しないように思います。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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