中堅企業の人事担当者に聞いた話です。就職活動で訪れる学生に対しての最大の関心事は、彼らは「自身の欠点や限界を知っているかどうか」
限界を知ることによって、自身の進む方向や欠点の補い方が見えるようです。深く考えることをしない学生は、ノー天気に何でもできるような錯覚に陥りがちです。
多分、山を登る行為は、レベルが上がれば上がるほど、自分の限界を知るための行為になります。一つ間違うと死と隣り合わせになりますが、それでも限界を知りたいのが人間です。
仕事のできるビジネスパーソンの場合、仕事の能力が高いと高いほど、「自分の価値」を知りたくなるようです。特に、現在の仕事内容や給与、人間関係などに不満のある人ほど。
「自分の価値」を知りたい気持ちが嵩じますと、転職や起業に走る人がでてきます。特に、大きな会社に勤めている人ほど、他人と比べた自分の価値が知りたくなる傾向が強いようです。
その結果、転職する人は少なくありません。大半の人は、自分が予想していたほど価値のないことを知らされます。会社のブランドに保護された価値が、自分の価値の実態であることを知ります。
ただ、タマゴが先か、ニワトリが先かと同じで、勤めていた会社を辞めないことには、自分の価値は一生判らずに終ります。大きい会社で安穏と不満ばかりで生きるのと、小さい会社で自分を知って働くのと、これは個人の判断です。
もし自分の価値を知りたいと思うなら、違う会社の人と本音で仕事の話しをすること。そんな交流を増やしていますと、自然と自分の価値は見えてきます。転職するにしても、起業にしても他流試合の経験のない人は弱い。
【新しく生れそうなビジネスの予感】
今は、子供ばかりでなく、大人でもアレルギー体質の人が一定割合いて、この人たちは外食するときの店選びで苦労しています。レストランなどで、ノン―アレルギーのお店があっても、今の時代何ら不思議ではありません。基本からアレルギーを学んで、知識を増やすのは大変ですが、こんな取り組みをしているレストランにはファンが増えそうです。
【ひと言】
わたしは勤めていた会社を辞めて、他の会社の人の話を多く聴くにしたがって、一社一社の仕組みや規則が大きく違うことに気付きました。経理にしても、営業にしても、仕事の目的は同じですが、そのプロセスは違っていますね。転職すると、この違いに戸惑って馴染めない人が多いとも聴きます。事前の心構えができていると結果も違いますから、一人で悩むより情報を多く集めて判断するとよいです。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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