一年に何度か、封書やはがきで手書きの便りを貰うことがあります。文章の内容が、こちらに依頼事をする内容であっても、悪い気はしないものです。
わたしは、営業での最も強力なツールは、直筆の手紙と信じている一人です。特に口下手な人は、上手く話そうとあれこれ悩むより、気持ちのこもった文章を手紙で送るほうが、相手に気持ちは確実に伝わります。
起業においても、誰もが想像している以上に、多くの人から協力を得ることができる強力な武器です。店舗を借りるとき、所有者の希望と違う業種などでは、大家さんを説得しなければならないケースがあります。
仕入先にしても、起業したばかりで実績のない会社には、取引条件が厳しくなります。大口の販売先に営業を行って、こちらに少しでも有利な条件で取引をお願いすることもあります。
起業では、右に左にお願いすることばかりですから、直筆の手紙を送って真摯な気持を伝えることです。現代はネットによるメール万能の時代ですから、多くの人がメールで連絡しています。
そんなとき、古くからの営業の伝統的手法であります手紙を貰いますと、相手の心をそれなりに動かすことが可能です。有名な人ほど、この手紙を出すことで感謝の気持ちを相手に伝える方法をとっています。
この文章を読んでいる多くの人は、自分の場合は字が上手くないので手紙は向きませんと言い訳をしそうです。普段、筆記具よりもキーワードを打つことの多い人は、上手い字を書くことが難しいことは確か。
手紙に書く文字は、上手いことよりも、丁寧に書くことで相手にあなたの気持ちの届くことが利点です。また、長い文章を書くより、短い簡潔な文章であなたのお願いを相手に伝えることです。
問題は、億劫がらないで手紙を書くことができるかどうか。また、文面をどうするか、相手に受け入れてもらいやすい、簡潔で気持ちのこもった文面を考える必要があります。
最初は、手順と手法が判らず悩むかも知れませんが、何度か稽古しますとあなたの営業の味方になってくれるはず。新たなビジネスツールとして、頭の隅に置いておいてください。
【新しく生れそうなビジネスの予感】
最近は、観賞用のメダカがブームだそうです。金魚でも熱帯魚でもなく、わが国の水辺ならどこにでもいたメダカです。品種改良も進んでいますし、水温調整や大きな水槽の必要がないことが売りです。シェアビジネスが安上がりを目指しているのと同じで、安上がりの鑑賞魚としてメダカはトレンドを考えるヒントになります。
【ひと言】 起業準備をしている人にとって、大きな悩みは勤め先の仕事が忙しく、準備のための時間がないこと。そんな残業を減らすために、また起業して仕事をスムーズに回すためにも、仕事のスキルを高めることは必須です。日ごろから仕事の手順やスピードを意識していないと、早く仕事を済ませることはできません。会社勤めのときから身に付けておきたいスキルです。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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