現代のビジネスでは、イベントは与えられるものではなく、自分で創るものと言われます。既存の祭事や季節関連イベントは、他店との競争が激しく型が決まっていて面白みに欠けます。
現在、専門家による協議が続く天皇退位とその次にくる新天皇即位は、今の時点ではあまり表立って話題になっていません。今の協議の流れですと、18年末に現天皇退位、19年元旦に新天皇即位となる模様です。
昭和天皇から今上天皇への時は、天皇崩御があったため、即位の記念事業やイベントはあまり記憶に残りませんでした。今回は、事前に企画する時間的な余裕がありますし、経済にも寄与する含みのある退位表明でした。
問題なのは、今の日本人が上から指示があると退位や即位の催しをしますが、自主的にイベントを企画する人が少ないこと。もう一つは、勝手に祝賀イベントを企画していいのか、自主規制する心情が強いことです。
日本は起業する人が少ないですが、同時に自分から何かを仕掛けることも少ない国です。年々、経済のパイが小さくなり、新たなイノベーションが小企業から生れない原因も、そんなところにあるのはないでしょうか。
テレビ番組のテロップと同じで、痒いところまで番組制作者が指示してくれないと、何もしない国民性が芽生えているような気がします。天皇陛下退位、即位イベントは、お祝いの気持があるなら誰にでも可能なイベント企画です。
【ひと言】
日本は起業する人が少ないことで、勇気を奮って起業した人にとって成功しやすい土壌があるかというと、どうも簡単には成功しないようです。新しく開業する人は少ないけれど、その前に既存の企業が赤字でもそうそう止めないため、競争は激しいです。また起業に関し、ビジネススキルが高まらず低レベルの起業が多いことも影響しているようです。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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