企業経営者の多くは運をとても大切にします。昔から、神社仏閣へお参りや寄贈を続ける人は多いですし、運の強い人に近づいて自分にも運を呼び込もうと努力を続けています。
最近、運を呼び寄せる術を身に付けることに気付いた人も増えています。その代表例が、心理学「ジョハリの窓」を活用して自分を多くの人に知ってもらう方法です。
ジョハリとは、てっきり心理学者の名前と想像していましたが、ウキペディアによるとジョセフさんとハリーさんとの共同研究ということで、ジョハリとなったようです。
ジョハリには正方形を4分割した窓があって、左上は他人に公開されている窓。左下は誰にも知られない秘密の窓。右上は周りの人は知っているが本人が認識していない窓。右下は周りも本人も知らない窓です。
多くの他人に知られている人は、コミュニケーションが円滑に行われビジネスにはプラスに作用します。秘密の多い人は、ビジネスにおいてはお客さんや取引先に知られていないため、マイナスになります。
このジョハリの窓を活用していると思われる経営者が、最近はとても増えています。先日、女性経営者が最近痔になったことを、SNSで公開した人がいました。恥ずかしいけれど、親しみをもってもらえます。
両親の介護を現在行いながら、会社経営に精を出している社長も公開しています。20世紀の経営者像は、弱点を見せない優秀な人間の仕事とされてきました。今は、大手のサラリーマン社長だけが優秀の仮面をつけています。
特に起業家の場合、弱点をセールスポイントにしている人が少なくないです。秘密の部分を公開して人に知ってもらうことによって、人と知り合う機会が多くなります。
本人の知らなかった自分を他人から教わることで、可能性が大きく広がります。これからの起業や新規事業においては、自分を公開することがとても重要な役割を果たすことになると思っていますが、あなたは共感できますか?
【ひと言】
小池知事が、豊洲と築地の双方の市場を今後東京都が運営する話に、賛否が分かれています。市場のプロと言われる人の大半は、そんな無謀なことはムリと拒絶反応を示しています。最近、このような無理とされた話の多くが、IT技術を駆使することによって可能になった話はいくらもあります。物流とITとは相性がよくて、無理と思っている方が現代では無理があります。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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