米国・トランプ大統領が、バージニア州で起こった人種差別の衝突で、これまで以上に追い込まれています。白人差別主義者の集団と反対する人たちとの殴り合いに対し、「双方に責任がある」と発言したため。
現在、米国の人種別人口構成では、建国以来多数を占めてきた白人の比率が減少し、スパニッシュやアジア系が増え続けています。トランプは、最後の白人男子の大統領ではないかと噂されるほどです。
彼自身は人種差別主義者ではないと言われてきました。ただ、大統領としては最低といわれる34%の支持率ですから、人種差別主義者であっても今の彼にとっては大事な支持者。
自分の足場を巡っては、ビジネスにおいても似たような傾向がみられます。起業する人でも、企業であっても、事業を始める時には誰にも、ビジネスの裏付けとなる足場といえるものがあります。
起業する場合なら、人にはない技術や能力を持っていて、それを生かすため起業を考えます。他人には気付かない新たなニーズを探すことによって、起業を考える人もいます。誰もが、何等か足場をもって起業します。
この足場を将来に生かすためにビジョンを考え、ミッションとして人に役立つことを実践します。この足場になる動機が希薄な時は、起業として上手くいかないことが多いです。
トランプ大統領の場合は、元々の足場は8年に渡るオバマ前大統領に対する、敵対勢力を寄せ集めすることが原点と睨んでいます。大統領選挙で勝ったはいいけれど、その後の展開は白人の財布を増やす以外何も考えてはいなかったのが現実です。
起業においても、事業を立ち上げた次の展開、上手くいかなかった時の次の展開を考えておくことが大事です。米国大統領のバタバタぶりは、決して政治ばかりでなく、起業においても起こることです。
【ひと言】
起業する人の中には、自分のお金儲けばかりを考えて失敗する人がいます。トランプさんも、自分が大統領になる方法論ばかりを考え、なった後のことには無関心だったのではないかと思わせるところがあります。もう一つ、政治家も経営者も人格を抜きに考えるのは無理があります。
元気にお過ごしですか
起業アドバイ経営者のザーの中山おさひろです。
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