出前仲介サイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会は、フードデリバリーを主体にした新たな飲食店を目指す個人、法人の開業支援を始めます。
出前館はわが国最大級の宅配ポータルサイトで、全国の飲食店約1万8千店が加盟、利用するユーザー数は約48万人に達している。飲食店の出前件数は、共働き家庭が増えていることもあり年々増加しています。
夢の街の支援内容は、店舗物件の出店方法、資金調達の支援、飲食店運営ノウハウ、独立時の経理システム、マーケティングの展開、開業後も経営サポートをするなど、キメ細かな支援を計画しています。
対象となるのはデリバリー主体の飲食業において、メニュー開発・運営を行い、デリバリー業界に新風を起こしたいと考える個人と法人です。
現在から3月1日(木)までを公募期間とし、その後6カ月の間に東京都
中央区茅場町周辺の厨房施設「インキュベーションキッチン」を使用して技術を磨きます。
月々の施設使用料は10万円。飲食業未経験の人でも、6カ月のトレーニング期間を通じで、調理技術や店舗運営ノウハウを身に着けることができます。
飲食店全体が減少傾向にあるなか、個人や小企業が経営する蕎麦屋、寿司屋など減少に歯止めがかかりません。出前館は出前に関するデーターを多く保有しているだけに、起業支援には力が入っています。
【ひと言】
現在、個人経営の飲食店減少には危機感をもつ企業は多く、ぐるなびやテンボスバスターなども、飲食店起業の支援には力を入れています。どこの企業も自社のメインビジネスを支援する枠の中で考えていますから、各社の強みは何なのかよく考えた上で支援を受けるべきです。ビジネス世界ですから、紐の付かない支援などないと考えとよいです。