真面目に一つの仕事に取り組んでいるだけで、一生を安穏と暮らして生けたのは、一昔も二昔も前の話。
技術革新の激しい現在では、取り組んでいる仕事が次々に変化するために、HPの作成で起業した会社が、パッケージソフトの販売をしていたり、証券会社を経営していたなんて当たり前の時代になっている。
そこで気になるのが、真面目って何だろう?
真面目にも、かかわる世界によって色々な真面目があるが、ビジネスの世界における真面目とは、自社の組織にとって利益になることだけしか考えないことを云うのが一般的。
会議などで、取引相手の企業や消費者の代弁をすると、「もう少し、真面目に考えたらどうだ!!」と云うことになる。
所が、経済環境の変化が激しい現在では、真面目な人間より、取引先や消費者の立場からモノを考える、不真面目な人間の発想が重要な時代になった。
IT技術の発達によって、これまで絶対に無理と思われていた技術的な壁が案外簡単に取り払われるようになりつつある。
逆に、技術の壁の先にある、お客さんの立場に立った注文を発想できる人がいないのが現実だ。ロボットを作る側の真面目な人は多いが、ロボットを使う側のふざけた不真面目な利用法を考える人がいないのが、現在のビジネス世界。
起業家にも、真面目に、この不真面目を考える時期にきている(笑)
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