スタートダッシュというと、何を思い浮かべますか。わたしは、子供のころの50M走で、ヨーイ ドンの合図に合わせて、一気に飛び出すシーンです。
やはり、スタートの速い子はタイムも速いです。50代になって、水泳を始めたわたしは、スタートダッシュの速さが、その後の加速に大きな影響のあることを体で知りました。
考えてみますと人生においても、子供のころから必死に勉強して良い成績、よい学校、よい会社へと順調に進んだ人は、スタートダッシュを加速させて恵まれた人生を歩みそうです。
このような子供は、両親がスタートダッシュの重要性をよく知っていた人。わたしのように、自分勝手にダッシュとは無縁に生きてきた人間は、50代になって初めて重要さを知る次第です。
中高年になって気付いたことですが、子供のころからスタートダッシュを生かして走り続けた人間は、50代に近づくと疲れて息切れしてくること。けっこう目標をなくしてだらしなくなる人が目立ちます。
その点、若いときからダッシュ無縁のぼんやり組は、50代あたりから起業や個人的楽しみで元気になる人がいます。人生、70代、80代と先は長いですから、まだまだ楽しく学ぶことはいっぱいあります。
ここから本題ですが、起業においてもスタートダッシュは重要です。50M走と同じで、早く先に進むことが目的ですから、起業はダッシュとその後の加速で少しでも速く、先に進まなくてはなりません。
そのためには起業準備がとても大事になってきます。開業した後から経営を身につけるとか、業界情報を収集しているようでは、残念ながらビジネスの面白さを所まで達することなく、資金不足で退場することになります。
ビジネスは厳しい世界です。自分で考えながら突き進まないことには、誰も助けてはくれません。子どものときダッシュしなかった人が、今からでも遅くはないので、気迫で本気に頑張るそんな人生を生きる人があってよいと思います。
【ひと言】
わたしは日本と言う国が決して嫌いなわけではないです。ただ、米国トランプ大統領を見ていると、色んな候補者が出馬できる米国と、世襲議員でなければ首相候補にもなれない日本では、国の活力が大きく違ってきます。優秀な若者ほど、政治に未来のないことを見抜いて敬遠しています。やはり世の中平等な競争が行われなければ、ますます日本は衰退します。