今も昔も、歳をとった人の口からよく「時代が変わった・・」という言葉を聞きます。特にネットが発達したこの10年ほどは、仕事内容の変化が日常生活にも及び、時代は大きく変わっていることを実感させられます。
変化を起こしている最大の要因は、やはりスマホが生活ツールとして欠かせなくなっていること。デスクトップPCがノートPCに進化し、それがこの10年でポケットに入るスマホになったのですから驚きです。
本日4月1日はエイプリル・フールとして、最もありそうな嘘をつく日でした。ところが、今の時代はスマホで嘘の出どころを直ぐに調べることができるため、エイプリル・フールはすっかり下火です。
逆に、スマホ検索の盲点を突くような、SNSでのフェークニュースは毎日大量に流れています。これは、エイプリル・フールの人を笑わそうとする目的とは違い、自説を信用させたり人を陥れるための悪意の嘘です。
このような嘘に対する対抗策として、現在定着しているのがエビデンス(根拠)やデータを基にした表示なのでは? 会議で発言した時など、直ぐにエビデンスを求められることが増え、事前準備は欠かせません。
このような時には、本当に「時代は変わった・・」ことを実感します。逆にビジネスにおいては、エビデンスを常に考えることによって、大きな間違いは起こらなくなりました。
「思い込みや」や「見過ごし」を避けるためにもエビデンスは欠かせません。起業においても、根拠のない話に乗って失敗することのないように、エビデンスを考え続けるとよいのでは。
【ひと言】
ビジネスの世界においては、いい加減な話や根拠のない話は、その後実際に事業が稼働することで検証が行われるため直ぐにバレます。怖いのは政治の世界で、嘘がそのまま蓋をされることで通用することが多いです。よく国民の知る権利といいますが、実際には知らせる仕組みがないことには、多くは嘘は言いっぱなしです。その結果が1000兆円を超える借金では、国民は浮かばれません。