わたしの住んでいる地元市役所職員のひと言「3年ごとに部署が変わって、落ち着いた仕事ができない」から始まった市政への関心。知人が今回の市長選へ立候補する幸運もあって、広い角度から市政を考えるきっかけになりました。
会社勤めをしている人の場合、住んでいる自治体に対する関心は低いのでは? ただ、災害、失業、家族の不幸、大病など一旦大事が起こった時は、地元の自治体には否応なしに助けを求めることになります。
毎月の給与から多額の税金を徴収されていますから、このような公共サービスは当然といえば当然ですが、日ごろ馴染みがないだけに自治体のサービスには戸惑っている人が多いです。
勤めている会社からのサービスが中心で、自治体からのサービスは無視する傾向もあります。ただ経団連会長でさえ、「会社が終身雇用を維持するのはムリ」と発言する現代です。
住民が、地元自治体への依存が高くなるのは時代の流れです。できるなら、早くから市政に対する関心を向けることで、ご自身の住みやすい環境づくりの一助になります。
そこで今回の選挙を通じて感じたことです。
〇 自治体の政治は、地元の有力者や地主など一部の人間に
都合よく運営されていて、新たに移り住んだ人間には
冷たいことは認識しておいてください
〇 もし、今後市議会など選挙を考えるならば、一人だけで
戦うことを考えず、チームで取り組むことです。ここで
は起業と同じ発想が必要で、仮想チームで十分なので
複数の人と取り組むこと
〇 ご自身が歳をとった時のことを考えると、地元とは早く
からつながりをもつことにより、ビジネスにも役立つ
視野を拡げることができます
わたしの場合、今回の選挙ではツイッターを利用して市長選を考えてみました。共感する意見や反対意見もありまして、面白い体験をさせてもらいました。これを今後の自分のビジネスで生かしていこうと思っています。
【ひと言】
選挙戦が始まった14日からツイッターにはほとんど反響がなく、最初は一人相撲に終わるのではないかと心配しました。後半に入るころから、ダイレクトメッセージや返信が寄せられるようになりました。みんなが共感しているわけではなく、嫌がらせやバカにするメッセージもありますが、これはこれで刺激になるものです。ネットを通じ選挙も変わりそうなことも期待できます。
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