GWの連休になるとよく耳にするのが、勤めている会社の仕事と起業のための準備の両立が難しい話しです。わたしも起業準備ではあまり上手くいかなかった口の一人です。
ただ、上手く準備を進めている人も多くはありませんがいます。何人かに話しを聞かせてもらいますと、共通しているポイントは準備作業を毎日行って習慣化していることです。
時間があるときには準備に長時間かけるけれど、仕事が忙しくなるとまったく手付かずの状態を絶対になくしています。例え10分や20分でも準備作業に集中する時間を毎日作くることです。
起業準備に当たって、「アイテム」と「ネット」は誰もが気付きます。ノートを用意して常に頭の中を整理します。また参考にする書籍を揃える人も多いです。ネットは、ビジネスに関する情報収集のためのサイト閲覧です。
「お金」の準備を始めることも大事です。起業するためには開業資金が掛かりますから、ムダ遣いをしないために起業口座を開設して、小口資金でも常に貯めることを心がけます。
「時間」の準備は、成功している人ならではの心遣いと思いました。会社の仕事によっては、勤務時間が終わった後に付き合いや雑用のある人も多いです。この時間を準備に予定していることで失敗する人も多いです。
そのため、早朝の出勤前や通勤時間、昼食後の時間など、短い空き時間を上手く活用することを最初から準備している人が多いです。この「時間」の使い方は開業後にも大きな意味があります。
「人」と言う人もいます。一人で起業準備というと、ゴールのはっきりしないランニングをしているようなもので、気分的に長く続けるのはキツイです。そのため、知人や起業の話のできる人を準備することも成功には必要です。
一口に起業といっても、その目的や実現への過程は一人ひとり違っています。起業準備をすることが会社の仕事に役立つことも多いです。自分に合ったスタイルを習慣化して、息長く続けるところから始まるようです。
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【ひと言】
日本人は起業に関心を持つことが少なく、データでも米国や中国よりも低いレベルです。そのために何が起こるかというと、起業のためのビジネススキルが中国人よりも低いことです。共産国の人間よりも、資本主義の進んでいる日本人の方が、経営に関する知識レベルが低いと言われると不愉快ですが現実です。個々の人間が、自分で切り開くしかない課題です。
