6月、北朝鮮・金正恩委員長はトランプ大統領からの親書を受け取ったことを発表しました。その後、板門店での首脳会談につながる重要な内容は,この親書によって伝えられたことになります。
あんなに米国民向け、というよりも支持者向けにツィッターを多用するトランプ大統領ですが、大事な要件のとき、本気な気持ちを相手に伝えるときは手紙を使っていることが分かります。
現代ビジネスにおいても、手紙はこちらの真剣な気持ちを相手に伝える手段としては生きています。しかも、その字体は下手でも上手でも、文章に気持ちが篭っていると相手にはストレートに思いが伝わります。
この手紙、お願いごとばかりとは限りません。相手に感謝の気持ちを伝えるときがあれば、あまり親しくない人であっても、ファンレター気分で知り合うキッカケになることもあります。
現代はほとんどのビジネスパーソンが、メール送信によって人と連絡を取り合う時代です。周りにはいないと思いますが、一人だけ手紙や葉書の書き送りすることは、相手にその労苦は伝わると思います。
同じ社内の人であっても、取引先の人でも、知人にも印象が残ること請け合いです。これからのビジネススキル向上を考えるなら、手紙がもつ目に見えない効果を体験して、効果的に使えることを知ることも必要です。
【ひと言】
わたしが手紙をよく使ったのは、大きな失敗をしでかしたとき。当然、失敗の時は直ぐに謝りに伺いますが、何となく気まずい気分で謝った後に、手紙で再度謝るようにしていました。ただ、手紙に効用があるとはいっても、文章が分かりづらかったり相手を逆なでするような内容では逆効果です。新たな人と知り合いになるにも手紙は効果的です。疑問や質問がありましたらメールをください。 フリーな質問箱
