新年おめでとうございます。
今年もOSA研究所をよろしくお願いします。
わたしは2年くらい前から、19年中に景気後退の不況が起こると予想していました。運よくといいますか、運悪くといいますか、世界的な不況は発生しませんでした。
日本の場合は自国の需要が弱い事があり、財政が非常に悪化していることも影響していて、不況が起こると抵抗力の弱い国です。リーマンショックの時には、経済の立て直しに時間がかかった国の一国です。
わたしばかりでありませんが、不況発生に対し警戒心の強くなっていることは確かです。主要企業の株式を、ファンドのカタチで中央銀行が大量に買い込んでいますから、株価下落が始まりますと歯止めが利かなくなることは容易に想像できます。
赤字国債を中央銀行が大量に保有していることで、国債市場はとても不安定になります。もし投資家に日本国債を売り浴びせられる事態になりますと、株式会社日本銀行は大赤字になります。現在のマイナス金利が大幅に上昇することになりますと、国債費の負担が大きくなり次年度予算を組めない事態さえ考えられます。
心配性と笑う人がいるかもしれませんが、想像を絶する事態が起こるのは環境問題で揺れる自然界ばかりでありません。金融でも経済においても、現在政治で起こっていると同じような、想像を絶することは起こります。
そこで起業する人、ビジネスで一旗揚げようとする人は、最悪の事態が起こっても慌てないように、しっかり心の準備はしておくことです。ピンチを冷静に観察することによってチャンスに変えるのは、スポーツばかりに限った話ではありません。
【昔から今に通ずるビジネス金言】
「正月は今年の目標を考えましょう」
人間、目標をもって働いている人と漫然と仕事をしている人では、その行動も結果もまるで違ったものになります。現在のように変化の激しい時代には、的確な目標をもって仕事をすることによって、一段一段スキルアップを図りながら能力を高めることが可能です。
