昨年12月、各国の環境相会議(COP25)がスペインで開かれました。この会議では、いつまでも石炭火力発電に頼る日本の姿勢が批判の対象になり、不名誉な“化石賞”を受賞しています。
どうも日本人は、環境問題に対し認識が甘いような気がしています。日々の生活や仕事に追われている人が多く、近い将来の危機に対し真剣に考えることのできる、余裕のもてない人が多いのではないでしょうか。
この冬のスキー場は、北海道を除くとどこも雪不足で悩んでいます。わたしの知人の中にも、二人が予約していたスキー場での宿泊をキャンセルし、予定を2月にずらす人が出ています。
スキー場ばかりでなく、ご承知の漁業においてもイカやサンマなど、すっかり日本近海では獲れなくなっています。最近の漁師さんは頭を切り替え、不漁の魚種に代わって最近増えている温暖系の魚で収入を得ています。
あまり話題になりませんが、年世界で最も自然災害の被害が大きい国の一つとして日本が取り上げられる事が多くなりました。相次ぐ台風や豪雨による被害は、東日本大震災以降際立って増えています。
日本列島は地形的に、西側に位置する日本海の海域が狭いため、自然災害を受けやすい環境あると言われています。海水温の上昇による影響をもろに受ける地域ということのようです。
これら自然災害がもたらす被害は、事業にも大きな影響を及ぼしています。昔から気候変動によって新たなビジネスが生まれる反面、その倍以上のビジネスが消えてなくなっています。
そのため、これから取り組もうとしている事業も、自然災害との関係に目を向けることは欠かせません。持続性が疑われるビジネスを調べておかないと、競合会社に勝つ前に共に消えてしまう心配さえあります。
【昔から今に通ずるビジネス金言】
「日ごろの生活の中にリズムを意識しているか」
仕事のスピード、持続的に物事を続ける能力、明るい発想をするためにもリズム感のある日常は大事です。常に音楽を聴いているのは、リズムを意識しての気持ちの持ち方に影響を考えてのことと思います。大半の人がリズムなど考えないで生活しているなか、リズムを味方に生活することで一味違った生活を体験できそうです。
