大手損保会社が社内の働き方改革の一環として、社員一人一人にこの問いかけをしたことが話題になっています。何のために生きているのか、会社が社員に考える問いかけをしたことになります。
このような問いかけには普段から考えていないと、直ぐに自分の使命を答えるのは難しいはず。ただ、自分で事業を起こそうとか、社内でリーダーになろうと考える人には避けて通れない命題です。
使命とまでは言わなくても、常日頃から目標をもって仕事に取り組んでいると、仕事に対する取り組み方も違ったものになります。使命の場合、日々の目標とは違い、生涯をかけて目指す課題ですから簡単ではありません。
ただ志をもった人生を送ることを考えと、使命は自分が勝手に行う社会との約束のようなもの。自分に与えられている能力を使い、自分の心が動能力をかされる課題に取り組むことです。
目標はあまり人に話すことはありませんから、自分の中でこっそり温めておくことの多いもの。最近は公にする人も多く見られますが、ある程度能力を高めてから公表しても遅くはありません。
使命の方は、あまり公にしたくないけれど、マイミッションと言い換えると抵抗感なく書き込めますから不思議です。手抜きをせず、使命を公にできるように、日ごろから考えておくことは大事と思います。
【ひと言】
これまでに、ビジネスパーソンが各々で目標を設定して仕事に取り組んだなら、目標なしで取り組んだよりも格段に成果を上げることができた、というような研究はこれまでに米国でなされています。所が、個人の使命(ミッション)に関してはほとんど見かけません。目標とは違い、使命には人生に関わる重みを感じます。
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