最近、送られてくるメールに、「巣ごもり生活が長くなっていることでお菓子や果物など、間食をすることが多くなった」と書いてくる人が多いです。わたしもその中の一人で、頭のなかでは常に「今度は何を食べようか」考えている自分がいます。
ちょっとの気休めに、Youtube をダラダラと見る人も増えています。中には、軽い気持ちでお茶やコーヒーの代わりにアルコールを軽く飲むようになったため、その日は夜までまずいまずいと思いながら飲み続けてしまう人も少数ですがいます。
コロナ禍の現在は、会社へ通勤していたときとリズムが変わって、家に居続ける時間が長くなっていますから緊張するシーンが少ないです。毎日が、仕事を終えほっとする時間帯を朝から自宅で過ごしているようなもので、自分に誘いかける誘惑の声が常に聞こえています。
これらは日ごろの習慣の成せる業です。一生懸命仕事に取り組むのが自分なら、何とか遊んで過ごしたいと思うのも自分です。どちらに転ぶかは、その人の日ごろの過ごし方によって、プラスにもマイナスにも働くようになります。
わたしは7年前、NYTIMES記者のチャールズ・デュヒッグ氏の著書「習慣の力」によって、人間の行動の大半は日ごろの習慣によって決まることを知りました。英語学習を続けるのも、麻薬に溺れるのも、起業準備を根気よく続けるのも「習慣の力」です。
人間の能力がレベルアップするのは、持続して学習を続けるからであり持続性の有無を決めるのは習慣があるなしによります。そこには、才能があるとか人より能力が優れているとかよりも、目標とするモノゴトに取り組む続けることができるかどうかです。
意思の弱い人ほど、習慣として取り組むことによって持続することができるようになります。逆に、悪いことも習慣化したことにより止めるに止められなくなります。お菓子やチョコを止めるため、勇気をもって買うことを止めようと思ってますが・・
【ひと言】
「習慣の力」を読んでいて驚いたのは、米国内にあるカジノの顧客対応です。資産のありそうなお客さんに対して徹底的に密着して、観光地に遊びに行きたいというと直ぐ旅客券を用意する過剰なサービス。そこに慣れていくと最後は身ぐるみ剥がすのがカジノビジネス。こんな商売を日本に導入しようとする政治家の下心が知れない。この本を読んでから、米国の知られない暗闇を見たような気がしました。
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