近年、日ごろの生活にスマホを使用することが多くなったことで近視の人がとても増えています。わたしも近視でしたが年齢を重ねた結果、白内障を患い手術をして眼球にレンズを入れた結果視力が上がりました。
近視のため10メートル先がはっきり見えない人と、300メートル先が見えている人では安全に対する感度が違ってきます。遠くの見えない人は危険極まりないため、眼鏡をすることで安全を高めることになります。
これが視力でなく思考力で先が見えるか見えないかではどうでしょう? ビジネスに取り組んでいる人の中には、近視の人と同じように目先の問題ばかりに捉われ、先のことを考えない人が大勢います。
特に、資金的にも、精神的にも、余裕のない人ほど近視眼的に目先のことばかり捉われます。実はビジネス上の場合には、目先の問題を安易に取り組んだために、新たに発生する問題に対応する必要が生まれてくるケースがあります。
コロナ禍の中で実際に起こっている問題の一つに、資金繰りの厳しさから逃れるため闇金などから資金を借りる人が後を絶ちません。短期間に高金利で資金の貸し出しをする違法金融のことです。
少し視界を広げると、現在は政府や自治体が行っている小企業や個人向け助成金や支援はいくらでもあるのに、資金繰りの厳しさを知られたくないために危険なことを承知しながら闇金に手を出す人です。
日ごろ、自分の考え方は近視眼的か、遠くまで視野が広がっているか、振り返って考えることはありますか。多分、厳しい環境になって初めて自分の考え方を認識するのは難しいのでは。近視眼的にならないためにどんな方法があるか、日ごろから考えてみては?
【ひと言】
コロナ禍の現在、企業経営をしている人から「公的支援にはどのような窓口があるのか整理した情報が欲しい」の声をよく聞きます。主に自治体を通しての支援ですが、個人向けでも小企業、フリーランス向けでも10本以上あります。あまり支援に依存しますと経営の矛先が鈍りますが、現在のような喫緊の状態の時には支援を受けることも必要です。あまり一人で全てを解決しようとしないことです。
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