欧米では、コロナ禍以降国民の貧富の差がますます大きくなり社会問題化しています。日本は、世界的大富豪が少ないことから貧富の格差はあまり論じられませんが、貧困層と言われる人たちが増え続けていることは確かです。
貧富の格差を生む原因の一つに、時代の変化に対応できる人と、できない人がいることが上げられます。誰もが肌で感じていると思いますが、今の世の中は絶えず変化を続けています。この変化をいち早く知る人、変化についていける人です。
「以前は非常識だったことが、今では常識になる」事例はいくつもあります。特にビジネスの世界では、トヨタ自動車と米国・GMとは永遠のライバルと思われていたのが、今では創業18年目の電気自動車メーカー「テスラ」が資産規模で第一位になる時代です。
ビジネス環境や自然環境も変化を続けていますから、市民生活も否応なしに変化を強いられます。この変化を受け入れるか、変化に気付かないか、変わることを拒否するかによって仕事や生活は大きく変わってきます。
所有資産による貧富の格差は簡単に解消できませんが、変化への対応は日ごろの心がけ一つで誰にでもできることです。この変化への対応は、その後の貧富の格差を解消するポイントになると睨んでいます。
変化を受け入れることによって、自前の事業が大きく変わった経営者は多数います。旧来型のビジネスではあっても、ITを効果的に導入することによって、収益が大きく膨らませた会社はいくらでもあります。
そのために日ごろから、「何が変わっているか?」「何故変わったのか?」「これからどうなっていくのか?」 常に考える習慣を身に付け、時代の変化を感じ取って自分流に変えていくことが求められていませんか?
【ひと言】
日本社会に世界的富裕層と言われる金持ちは少ないです。ただし、遺産が100万ドル(1億円)以上と言われる富裕層は断然多い社会が日本社会です。高級官僚といわれる人でも、資産が100万ドルとなると保有者はけっこういます。起業する人には、資産100万ドルくらいは苦労した報酬として貯めてもらいたいものです。
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