独立法人 労働政策研究・研修機構の調べによると、企業に勤める正社員の6%が副業をもっていることが判った。
その副業の態様も、38.5%の人は、A社に勤めていながら、同時にB社にも勤める2社掛持ち社員。特に20代においては、副業をしている人の81.3%が他社との掛持ち社員だ。
副業をする人は、20代より30代、30代よる40代と歳をとるにしたがって増え、50代の人が8.2%と最も多い。50代では、1割弱の人が副業を行っていることになる。
多分に、会社の就業規則では副業禁止が謳われているはずだから、危険を省みずに副業を行っている。
一時、週末起業が話題になって、多くの人が副業の可能性を探していたが、現在では一定程度の人が副業を常態的に行っているようだ。
しかも、副業をもつ理由では、「本業だけは生活できない」が最も多い理由なのだから、個々の企業には、副業を持ちたくても持てない人が多いことを窺わせる。
また、副業の態様として、実家の家業や自分の起業を副業としている人が44.2%もいて、自立の精神でしたたかに生活している人の多さに驚かされる。
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