わたしはよく知りませんでしたが、パイナップル市場では台湾産が最高級として価格も飛び抜けているようです。日本には低価格のフィリピン産をほぼ100%に近い量を輸入しています。
最近、台湾産の輸出量の9割以上を輸入していた中国は、政府が懲らしめの一環として輸入を禁止しました。全国生産の1割強を輸出していましたから、台湾の生産者は慌てたと思います。
日本おけるパイナップルの小売価格は、フィリピン産が1玉200円~300円なのに対し、台湾産は倍の600円と言われます。これまではほとんど輸入されていませんでした。
中国の嫌がらせに対し、台湾産を輸入しようとする国が今でてきているようです。甘くて芯まで食べられる台湾産は、今後新たな消費先を開拓する可能性が高くなっています。
現在のコロナ禍の中でも、飲食店への営業自粛に対抗するようにお客さんの側から、このお店には閉店して欲しくない働きかけが始まっています。クラウドファンディングを通して前払いの食事券を発行するような動きです。
過去にも、閉店する店舗に対し惜しむ声はよくあがりました。ただ、そのための具体的動きとなると、今一つ力不足でした。現在は惜しむ声を資金に変えるクラウドファンディングを活用する手があります。
開業する側も、お客さんに絶対必要とされる店舗づくりを考えるべきです。単に一時的に大きな利益の上がる事業よりは、長期的視点で住民の方に、地域に、欠かせない持続性のある事業を考えるべきです。
【ひと言】
日本が経済大国などとして世界から羨望の眼差しで見られたのは、今から20年以上も前の話しです。そのころ、日本の物価は世界で飛び抜けて高いため、輸出するよりは国内事業に精を出すことが優先されました。今は、安いフィリピン産パイナップルばかりを輸入していることでに分かるように、世界の安い商品、労働力ばかりを探す国になっています。逆に、世界で飛び抜けて多いのは国の借金だけです。
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